鼓の会@歌舞伎座

お出かけ

鼓(つづみ)は能や歌舞伎をはじめ、伝統芸能の囃子などで古くから使われてきた日本独自の楽器なのだそう。その鼓の名手を偲んで催された「鼓の会」で、美しい調べを聞くことができました。また、この会には浦和教室の生徒様が出演されていたのですが、留袖を着て演奏する姿がとても美しく印象的でした。

留袖は既婚女性の最も格式ある装いです。初等科での最終ステップは留袖でのお稽古
になっており、美しく着るのが難しい着物でもあります。前の衿元はきちっと詰めて、後ろ衿をしっかり抜くのが結婚式などで目にする一般的な着方なのですが、生徒様曰く、鼓の舞台での着方は前も後も詰めて着るんだとか。同じ着物でも、シーンによって着方が変わるなんて不思議で奥深いな、と感じました。

この日、一緒に演奏を聞きに行った生徒様は、初等科を終えて初めての着物でのお出かけでした。いざ実践編です(笑)

コーディネートを考え、前々日から着付けの練習もして、万全の態勢で臨まれた結果、全く着崩れることもなく、銀座でのランチから鼓の会を楽しむことができました。着物を着られるようになって良かった!と感じられる瞬間に立ち会えて、嬉しい気持ちでいっぱいです。

 
本日のご褒美ランチは…「ボン ボヌール」(銀座松屋)にて。
デザートのペーシュ・メルバの圧巻の盛り付けに感嘆し、美味しさに大感激~♪

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